ないれじ/nicelegend’s blog

九州大学三年生(21)。趣味やら学んだことやら日記やらを書いてみようかなと思います。

#ミレニアルnote・1999(教育・学習編)「スマートフォンがもたらした革命」


 こんにちは、折口と申します。

自分は1999年生まれ、現在九州大学に通う一年生です。
Daiさんのこの企画 #ミレニアルnote が面白そうだったのでnote書いてみます。

このnoteで通算三つ目の記事です。まだ未熟な点も多いかと思いますが、しばらくお付き合いいただけたら嬉しいです。

執筆の都合上、以下常体で述べさせていただきます。(書きやすいので...😅)

目次

・導入
・私が受けてきた教育
 ・スマホ登場以前の教育(小〜中)
 ・スマホ登場後の教育(高〜)
      
・これからの教育・学習はどうなるか?
・総括

・導入
 このnoteで私は、ミレニアル世代の教育・学習について述べる。私たちの世代における教育・学習は、インターネット普及の影響を大きく受けて変化しつつある。無論無数の要素があるため一概には言えないが、中でも特に大きく教育を変えた引き金となった物がスマートフォンだ。

・私が受けてきた教育  
初めに、私というサンプルが受けた教育について...
・小学→中学→高校→大学というルートで進学
・塾には小6〜中3の間通う
・高校は(自称?)進学校
こうして見ると、どこにでも居るありふれた学生の一人といった感じだろうか。

( 1 ) スマホ登場以前の教育(小〜中)

 大多数の学生は学校の授業からのみ勉強し、一部の生徒は塾もしくは家庭教師により追加で教育を受ける。
 "学校の言うとおりにしていれば大丈夫"と言う価値観が、良くも悪くも存在する。そういった意味で教師は"師匠的"であり、生徒からすれば絶対的な存在。
 また大衆教育であるがゆえに多くの学生を画一的に扱う必要があり、そのため個性<<規律となる傾向にある。

( 2 ) スマホ登場後の教育(高~)

 スマートフォンの登場により、ミレニアル世代を取り巻く教育は一変。様々な教育コンテンツのなかで特に大きな変化をもたらしたのが、映像授業とスマホアプリである。

映像授業の登場
映像授業は場所を問わずパソコンやスマートフォンから授業を受けられるサービス。中でも特に浸透しているのが、スタディサプリだ。(https://studysapuri.jp/)
月千円という低価格ながら自宅でいつでも高品質な授業を提供する、このサービスがもたらした変化は大きく分けて三つある。

・授業の流通拡大
 旧来有料授業(塾他)は経済的に余裕のある家庭が利用する傾向にあったが、スタディサプリはその状況を一変させた。スマホの普及により1000円/月 という薄利超多売が可能となり、やる気さえあれば万人が高品質な授業を受けられるようになった。この事実は経済的理由により塾・予備校へ通えない学生にとっての光明となった。

・学生への代替案の提供
今までは学校による授業の力が非常に大きかった。担当の教え方と相性が悪ければ、そのまま "自分には〇〇の才能がない"と挫折してしまう学生も多い。そうした状況において、映像授業は学生を救う救世主となった。
 この事実は学生に「才能が無いんじゃない、学び方が合ってなかったんだ」というパラダイムシフトをもたらす結果となった。

・優秀な学習用スマホアプリ

映像授業だけでなく、勉強の心強い味方となるスマホアプリも多数登場した。ここではその一例を紹介する。

・mikan
英単語学習アプリ。DL数は200万以上。高校対抗での競争要素などエンタメ性も強く、続けられる工夫が施されている。"スキマ時間"を勉強に活かすにはスマートフォンはこれ以上ないツールとなる。

・StudyPlus
勉強時間記録用SNS。参考書のレビュー昨日やフレンド昨日で共に勉強する仲間を探すことができる。

youtube
youtubeは学習動画も豊富だ。家庭教師のトライが製作する「Try it」、個人youtuberでは「超わかる!高校数学」など無料の授業動画が豊富。

・質問サービス(知恵袋他)
yahoo知恵袋はスマホ登場以前から人気のサービスだが、スマホにより質問回答共に利用しやすくなった。分からない問題を質問すれば、1日たらずで回答を得られる。(回答者の方には感謝してもしきれないです...。)

 スマートフォンは何かと勉強の敵とされがちだが、付き合い方次第では心強い味方となる。スマホをただ時間を潰すだけのものとするか、それとも上手く付き合い勉強の効率を上げルものとするかが今後の勉強を左右する要素となる傾向は今後も続くだろう。

・これからの教育・学習はどうなるか?

 現在私たち(1999年生)は大学一年生に相当する年である。まだまだ多くのことを学ばねばならない。そんな私達が現在以後どのように学べるだろうか。

 個人的な予想としては、映像授業がさらなる発展を遂げると思う。
スタディサプリではあくまで大学受験のための授業中心であったが、これから(大学以降)は、更に広い分野を扱う映像授業が私達世代の支えとなるだろう。
Udemy 
coursera
edx
といったサービスは世界中の講師、教授から講義を受けることを可能にする。まだ日本語字幕が十分とは言えないが、ある程度英語ができれば理解可能なので大学生や社会人による利用が増えそうだ。 

 映像授業の他に、もう一つ重要な要素がある。SNSだ。
例えばTwitterやnoteは第一線の研究者や著者、プログラマ等と直接繋がる機会を提供することで誰でも最新の情報を学ぶことが可能になった。所謂"学習の高速道路"の形成にSNSは欠かせないだろう。
 
・総括
 ミレニアル世代の教育・学習はスマートフォンの登場により劇的に変化した。学校が絶対的ではなくなってきていることは、形式ばかりで中身のない教育を揶揄する "自称進学校"なる言葉にも反映されている。

 学校という団体に所属していることで得られる階級意識は今後徐々に意味をなさなくなり、学歴にかかわらず自ら学ぶ方法を模索できる者が"学習の高速道路"を使いこなし前人未到の高みへ到達するのではないか。

 口を開けて餌を待つ者から自分で餌を探しに行ける者に変わることができるかが我々世代を分けるポイントとなりそうだ。(終)







最後まで読んでいただきありがとうございました。
ちゃんと書けてるか心配ですが..

ガッツさんもこう言ってることですし経験や知識の不足を認めた上でこれからも勉強しつつ積極的にアウトプットしていこうと思います。


よろしければ前記事もご一読ください。一年やたら短く感じるのはどうして?っていう記事です。